ガスっているけど、頂上は別世界の会津駒ヶ岳登山 [photolog]
こんにちは
お山の時間です。
夏から秋にかけて休日となれば天気が悪く、なかなかバイクもお山も二の足を踏んでいる状態だったけど
夏山最後の登山ということで、福島県桧枝岐村にある会津駒ヶ岳(2133m)に登ってきましたよ。
8/29 AM1:30車で出発。
福島といっても群馬県との県境にある場所なので、結構な距離がある。
しかも高速道路が通っていない場所ですので、ずっと下道を通った方が時間的にも短縮できちゃうけど、
夏の夜に人気のない峠を通ると、嫌なの見ちゃったり、見なくて良いもの見ちゃったりして、
精神的にきつそうなので、遠回りでも東北道通って行きました。
約5時間後のAM6時ちょっとに滝沢登山口到着
流石は人気の100名山だけある。もう車を止める場所がないのよ。
少し開いている場所に縦列駐車。
では食料と水5.2Lを背負って登山開始。
ここの登山口だけで、今日は数百人ぐらい登山しているかと予想。。
樹林帯を登って行きます。
最初は木が生い茂る。
ブナの木にナイフで削った後がある。
ヒデーことするなっと不機嫌になりそうだったけど、よく見ると「大正二年・・」と見える文字がある。
いや、そんなに古いいたずら書きが残るものなのかと逆に関心してしまいましたよ。
ちょっと調べてみたら、当時はいたずら目的ではなく、熊を仕留めた場所にしるしをつける習慣があったという。。
これもそうかもしれませんから、土地の習慣や狩りをする方々の文化なんだろうね。
そういえば、以前別の山でも「昭和十九年 南方へ・・」という文字が切り刻まれたのを見た時
平和の尊さを感じちゃいました。
登り始めて約2時間
木々のトンネルから空が拝めるところまで来ました。
この辺りから木道を歩いていきます。
自然環境を壊さぬよう慎重に。
少し登ると、休み場と絶景が登山者を癒してくれます。
青空よこんにちは。
この青空持ってほしいと願いつつ。
先を進みます。
標高も高くなってくるとこんなものが現れます。
池塘(ちとう)という湿地帯にできる小さな沼です。
木道を登って行きます。
ポールを普通に使って登ると、木道の隙間に刺してしまうから気を付けて登ります。
しばらく行くと駒の小屋が見えてきました。
宿泊もできる小屋です。
山頂はもう少し見たい。
前を行く登山者と風景が抜群にかっこよく、非常に絵になるな^^
日本じゃないような風景です。
絶対にハイジとペーターどっかに隠れているな。
駒の小屋に到着
でもワタシはアイコマのピークを目指しますので、また登って行きます。
ピーク付近はガスってますね。
雨じゃない分、儲けたと思ってますよ。
約20分後、会津駒ヶ岳山頂に到着
AM9:12に達成です。
山頂付近も登山者が大勢おりました。
パノラマガイドには名だたるお山が勢ぞろい。
こっから富士山見えちゃうのか!!
ちょっと休憩して、マーブルチョコタイム。
溶けないチョコは登山にはマストアイテムだ。
アイコマ登るにあたり、前日に急遽バックパックを新調してみました。
モンベルの CHA CHA PACK 35
普段使用している低山用の20Lバックパックだと本格的に山に行くと装備がどうしても入らなくなってきたので
山小屋1泊程度の荷物も入る35Lにしてみました。
個人的にはアーミーカラーとオレンジカラーが米軍用MA-1にも見えてかっこいいです。
それと製品名の「CHA CHA 」の由来は、夏に拝めた国後島にある「爺爺岳」から取ったようです。
何か、ご縁をかんじております。
山登りしているバイク仲間からアイコマから中門岳までの稜線歩きが素晴らしいと教えてくださいましたので
ガスってはいますが、せっかくなので中門岳まで歩いていきます。
山頂から下って進んで行きます。
おぉ・・幻想的な風景だ。
晴天であれば最高のロケーションだったろうが、ガスった本日は、黄泉の国のような風景というところだろうか。
どちらも下界じゃ見れない絶景。
ガスってはいるが、日差しが出るので、スポットライトのようにお山を照らします。
神秘的だ。
この辺りに来ると池塘も沢山ありました。
時折青空がのぞけるが、太陽は出てきませんね。
標高が高いのでトンボた沢山飛び回ってましたよ。
会津駒ヶ岳山頂から2.2km
中門岳(2060m)に到着
ピークはこの辺じゃないようなので、とりあえず進みます。
しばらくすると、山頂らしい場所に到着。
全くガスで景色が見えないね。
ちょっと休んで、また来た道を戻って行きます。
ガスっても、神秘的な景観だ。
そして、静寂の中に聞こえるのは自分の足音だけなのです。
贅沢な時間だよ。
駒の小屋まで戻ってきましたよ。
AM11時前ですが、ここのベンチでランチとします。
またかと思われますが、大好き鳥中華(1束)です。
それに、スーパーで買ったチャーシューとネギ、おにぎりとトマトです。
ラーメンが煮えてきたところに、全チャーシューをオンザ麺。
買った自分が言うのもなんですが、ちょっとチャーシュー多いぞ。
この工程を、隣で単独で登られているマダムから、
「すっごいボリューミーでおいしそうですね^^」
いや、確かに多かった。マダムのお目目は正確です。
最後にネギをドーン
はいチャーシュー大盛り鳥中華の完成です。
もちろん美味しかったですが、これからトッピングの購入は気を付けよう。
帰路は身体が重かった(笑)
食後、駒の小屋を覗いたら、可愛いTシャツが販売していたのでつい購入しちゃいましたよ。
メッシュの素材だから、汗も乾きやすいです。
こんどはこいつを着て登ってみようかな。
さて、登山者も増えてきたところで、ワタシは下山します。
購入したばかりのバックパックの調整が合わず、腰に負担がかかってしまいましたが、
後日、調整してみたら、めっちゃくちゃワタシの身体にぴったりフィットしましたよ。
下り始めて、1時間50分ほどで登山口に到着。
身体が重かったけど、総時間7時間のアイコマ登山でした。
登山口からすぐ近くの「アルザ尾瀬の郷」でお風呂(500円)を頂く。
露天風呂もあって、いい汗を流して帰宅できました。
じつは、いつも下山中に1,2回は尻もちついていましたが、今回、ノー尻もちだったけど、
ここの露天風呂の中でワタクシ、足を踏み外してすっころんでしまったとさ(笑)
隣のおっちゃんに見られて、あー恥ずかしい。。
でわでわ。。
水5.2L~~
やっぱそれくらい飲むのですか?
Tシャツ可愛い~~シュラフに入ってる~~
露天風呂で転倒って(笑)
隣のおっちゃんに向かって倒れなくてヨカッタね゚ヽ(;▽;)ノ
by ゆう (2020-11-13 22:40)
落書きと思いきや熊を仕留めた場所の印なんだ
ということは・・・熊が近くに^^;
山で食べるチャーシューとネギ山盛りラーメンが美味しそうだ^^
by さる1号 (2020-11-14 10:10)
こんにちは。
>絶対にハイジとペーターどっかに隠れているな。
水曜どうでしょうの「ヨーロッパリベンジ」で、ハイジの家に行ったミスターが、こんな風景の中(牛のウ●チを踏みながら)駆け下りて来たシーンが蘇り...
登山の後の温泉良いなぁ
by HIRO (2020-11-14 20:42)
御無沙汰しております。
会津駒は,尾瀬小繋ラインからよく見える山でして,いつしか登ってみたいなと思ってます。
下界から見る稜線が美しいんですよね。
by かも (2020-11-17 22:04)
美味しそうなランチですが
ちょっと山登り中に食べるにはボリュームが多過ぎましたかね。
しかし午前1時半出発でお昼過ぎまで登山して
自走で帰宅はタフですね~。
by 歳三君 (2020-11-21 10:37)
>ゆうさん
ワタシ、結構水分取るみたいで、ほぼ飲みます。
露天風呂の転倒はチョーハズイ。。。
このTシャツ見たら、ロールパン食べたくなってきました。
by ANIKI (2020-11-21 20:47)
>さる1号さん
どこ行っても熊の生息地ですね。
けど、沢山登山者がおりますので、まず出てこないかな^^
今回のラーメンは食べすぎだと反省しております。。
by ANIKI (2020-11-21 20:47)
>HIROさん
あれ、思い出せない。。プーさん爆死事件ぐらいしか。
登山後の温泉は確実に正義です。
by ANIKI (2020-11-21 20:47)
>かもさん
お久しぶりです。
やっぱり普段通られる方はわかるんですね。
本当に稜線歩きが気持ち良かったです^^
by ANIKI (2020-11-21 20:47)
>歳三君さん
マダムの一言で正気を取り戻しました。
今度は野菜中心でラーメンします。。
ワタシもほぼ寝ずに登山できたのでびっくりしてます。。
by ANIKI (2020-11-21 20:47)